「やってもらう」から「自分でする」をめざして

「今日もリハビリやってもらおう

 

私たちリハビリスタッフが悩んでしまう言葉です・・・

 

従来のリハビリは「やってもらう」ことが中心でした。

ですから、病院や施設にいるときは運動量がありますが、家に帰ると寝たきりや、座ったきりになってしまうケースが多いと感じます。

 

本来のリハビリは、「自分でできることは自分でする」ことです。

朝起きたら洗面所で顔を洗い、トイレで用を済ませ、食卓で食事をとり、外の空気を吸う、人と話をする、買い物に行く・・・、つまり当たり前の日常生活を送るという基本的なことがリハビリになります。

 

これからは介護予防の時代です!

 

主体的な生活。

 

機能的なリハビリの先にある、「目的意識」が大切です。

 

もっと歩けるようになったら、どこへ行きたいか?

腕が動くようになったら、どんな活動をしたいか?

どんな生き方をしていたいか?

 

などなど、自分らしくやりたいことの実現をめざしませんか?

 

当たり前と思っていたことでも、ひとつひとつ自分でやってみませんか?

 

そして「できる自分」を素直に褒めてください!

 

家族の方はできる親を称えてください!!