4月からデイケアが大きく変わります!!

平成274月、介護保険制度が改定されます。

今回、幅広く制度が変更されるのですが、320日現在においても、具体的な運用方法については示されていません。

現在わかっている範囲で皆様に概要説明させていただきます。


Q.デイケアのリハビリにどのような変更があるのですか?

A.現在要介護の方に個別リハビリが実施されていますが、基準となっている「個別リハビリテーション」がなくなります!また、「リハビリテーションマネジメント」として、利用者様へのサービスを、他職種の協業でプランを作り、提供することが重要となりました。

 

Q.個別リハビリがなくなるのですか?

A.全てなくなるわけではありません。退院・退所後3か月以内の短期集中リハビリは継続して実施されます。

 

Q.3か月を超えたらどうなりますか?

A.現在のところ個別のリハビリはできなくなり、今まで通りの実施は考えにくい状態です。厚生労働省は介護領域のリハビリが長期間漫然と、慰安目的で提供されている可能性が高いとしています。個別での機能練習は必要ですが、集団活動や社会参加に着目し、自立した生活支援することを求められています。

 

Q.フェアウインドきの個別リハビリを受けることはできないのですか?

A.リハビリテーションマネジメント(Ⅱ)が創設されます。マネジメントにより、個別リハビリの目的・目標を関連職種(医師、リハビリスタッフ、介護職、居宅ケアマネジャー等、その他の居宅サービス事業者)で定め、医師による計画書の説明を行い同意の上、実施していきます。


詳しい運用方法(Q&A)は厚生労働省より330日に発表される予定です。どの介護保険事業所も次年度からの運営方法に苦慮しているのが現状です。

詳しくは情報が定まり次第、お伝えしてまいります。


ご意見、ご相談はリハビリスタッフが承ります。


ご理解ご協力のほどよろしくお願いいたします。


リハビリテーション科 主任 小松顕