訪問リハでの一コマ~京都を学ぶ

訪問リハビリでは外出支援の一環として、屋外歩行を行う場合があります。

 

本日は京都北大路通を歩きました。

 

すると利用者様が突然。

「これ先生なんていうか知ってます?」と質問されました。

 

一瞬何をいっているのか理解できませんでしたが、この格子を指していました。

(喫茶店の看板ではありませんよ)

 

「これは米屋格子といって、外からみてもすぐに米屋とわかるようにしているんですよ。京町屋によくあるんです。このほかにも糸屋格子、墨屋格子なんかもありますよ。」

と教えてくれました。

 

私たちには知らないことがたくさんあります。

 

老人保健施設で働いていると、利用者の皆さんから教えていただくことがたくさんあります。もちろん昔の知識や経験などは沢山教えてもらいます。

 

個人的には、生きる知恵やその方の価値観を語っていただくと、どんどん聞いてしまいます(笑)長年の経験が詰まっているから当然ですけど、一つ一つのエピソードに私自身の気付きがあるので人間的に成長させていただいていると実感します!

 

とくに人を育ててきた先生や経営者の皆さんからのお話しは深いですね。

 

素直に感謝と感動しながら、楽しんで働いています。

 

これから高齢者医療、リハビリテーション分野で働くリハビリ士が増えることを期待しています!

 

 

※写真の喫茶ギャラリー淳平さんHP