訪問リハビリの視点~生活行為向上をめざして

訪問リハビリで、屋外歩行に取り組むことがしばしばあります。

 

在宅生活を送るために屋外に出る機会はたくさんありますよね。

 

ここでクイズです!

Q.「外出」をする場合、どんな準備が必要になるでしょうか?

A.めっちゃたくさん!!!

①服を着替える

②髪の毛を整える

③男性ならひげをそる

④女性なら化粧をする(しなくても綺麗な方はいっぱいいます(;^_^A

⑤靴下をはく

⑥コートや帽子を準備して、整える

⑦人によって眼鏡や補聴器を準備する

⑧靴を履き替える

⑨足の悪い方は杖や歩行器を準備する

⑩家の鍵をかける

などなど・・・

 

当たり前のようにしている外出準備も、こうしてみるとたくさんの遂行項目がありますよね。

 

そして、これらの準備に付随する動作もたくさん必要です。

服を着替えるために、タンスまで歩いて、引き出しから服をとる。

洗面台の前まで移動して、自分の姿を確認しながら髪の毛や髭を整える。コートが欠けている場所でハンガーまで手を伸ばす。

玄関の上がり框を降りて、下駄箱から靴を取り出す・・・・。

 

訪問リハビリでは、こういう「外出」に伴う必要な動作の遂行状況を確認しながら、弱点となる練習を繰り返したり、環境調整や家族へのアドバイスなどを実施しています。

 

でもでも、外出は楽しく、元気よくが一番です(*^-^*)

さて、今日はどこへ出かけましょうね。