本日のリハビリテーション科ミーティングの後は、歩行分析のグループワーク。
各部門ごとでチーム分けをして、感染予防対策をしながら開催しました。
ファシリテーターは青木主任です。
先月ケース検討した方の歩行動画を見ながら、グループに分かれて分析しました。
目標設定を「デイケアルームからリハビリ室まで一人で歩き、自主トレができるようになる」こととして、話しあいがスタートしました。
検討の流れは以下のとおり。
①問題点(気になるところ)を抽出
↓
②理由(考えられる要因)を考える
↓
③プログラム(自主トレも含む)
実際の臨床場面では、動作観察と同時に要因を考え、評価をしつつプログラムを実行しています。
各グループで話あった内容を発表すると、およそ問題点と考えられる要因については、似通ったものとなりました。
一方、改善へむけたプログラムには多様性がありました。
ランジ練習や麻痺側への荷重練習、椅子でのおしり歩き、バランスボールを利用した練習、クスワットについても角度と促し方、安全確保のための四点杖練習、腸腰筋のストレッチなどなど・・・。
同じ現象をとらえても、アプローチ方法は様々でした。
入所、通所、訪問、それぞれの場面によって、プログラムの展開や実施方法が変わりますね。
最後に、各自の気づきをシェアしあって、明日への臨床に生かすことを確認しました!!