2017年の過去記事

リハビリ管理者研修 ~事業計画の発表

今年度リハビリテーション科の役職者を対象とした研修を実施してきました。この研修はリハビリ部門の事業計画を作成するスキルをつけることが目的でした。

当施設とアビーロードやましな、アドバイザーの朴理学療法士が所属する有馬温泉病院の役職者と一緒に、半年間切磋琢磨しながら学び続け、12月23日に事業計画の発表会をウイングス京都で実施しました!!

 

この日にむけて、小松・青木・山下の3名で議論して次年度の目標をつくりました!

来年は介護報酬改定の年です。しっかりと運営していきます!!

リハ勉強会 動作分析

先日小川OTが動作分析に関する研修会へ参加してきました。その伝達講習会です!

動作と現象の違いについて解説されたあと、写真を見ながら姿勢の問題点について討論しながら学びました。

また実習生指導にいかに活かすか?についても議論を重ねました。

コツコツとスキルアップを図ります!!

きのに架かる虹!

きれいな虹が木野の山にひろがりました!

年末の素敵なプレゼントです。

 

フェアウインドきのに架かる希望の虹の橋です!!

fairwind(施設広報誌秋号)

施設広報誌秋号です!

 

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平成29年度施設広報誌秋号~fairwind~
平成29年フェアウインド秋号.pdf
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施設内勉強会~口腔ケアと感染予防

今月は口腔ケアと感染予防のテーマで施設内研修が開催されました。

いつも施設でお世話になっている山口歯科医院の山下歯科医師と山川歯科衛生士より、口腔ケアの重要性についてお話いただきました。

昨今の歯科診療では、誤嚥予防にも力をいれているとのこと。高齢者の誤嚥性肺炎にによる死亡率は高くなる一方です。

また、歯周病は全身へ影響し、糖尿病や脳血管障害、心疾患の増悪因子となることが分かっています。

これから寒くなる感染シーズン。お口からの健康を大切にしたいと思います。

在宅支援 ミニ勉強会

先日に続いて、デイケアの内容に特化したミニ勉強会です!

朴顧問からデイケアの役割りについて話してもらいました。

これからどんどん前に進みます!!

施設内研修~わたしたちの役割

今月の施設内研修は、プロジェクト委員会の朴アドバイザーより「わたしたちの役割」というテーマで、次年度介護保険制度改定のみならず、これからの洛北地域におけるフェアウインドきのの役割・ポジションについてお話していただきました。

現場スタッフが日常の臨床業務だけでなく、制度や社会情勢を踏まえた上で、働き方を考える時代です。

入所前後訪問指導

ご入所されたらすぐに実施するのが「入所前後訪問指導」です。

フェアウインドきのでは、在宅復帰の可能性があるケースで必ず実施しています。

 

現在の家の環境を把握し、困っている動作の要因を検討します。ご入所中のリハビリプログラムは、在宅復帰後の日常生活を想定し、必要とされる動作の再獲得を目指します。

また、必要に応じて室内の模様替えや住宅改修なども事前に提案することもあります。

 

確実に安心して生活ことをめざす老健入所なので、リハビリスタッフと施設相談員が訪問させていただき、関連職種への伝達を行っています!

 

リハビリ管理者研修

アビーロードで開催されたリハビリ部門管理者研修の2回目。

今回は部門実績について講義いただき、各パートに分かれたシミュレーションを行いました。

事業計画の作成にあたる要です。

皆で悩みつつグループワークを行い、朴顧問からアドバイスをいただきました。

退所前訪問指導

退所前にご自宅を訪問しています!!

 

Q1.どうして退所前訪問指導をするの?

老健は利用者の自立を支援し、在宅生活を支援する施設です。

入所時には在宅生活での課題を把握し、適切な介護とリハビリを行い、自宅で生活できるようお手伝いしています。 

施設で動けるようになったとしても、実際ご自宅で実行できなければ、ご本人のみならず一緒に暮らす家族様も困惑してしまいます。そこで、数週間前にご自宅を訪問して日常生活動作の確認を実施しています。

Q2.いつだれが家を見に来るの

およそ2週間前あたりに実施しています。事前に施設相談員が日程を調整いたします。ご本人、相談員、リハビリ職員がご自宅へ向かいます(時に看護介護職も同行します)。居宅担当ケアマネジャーも同行依頼をしています。

Q3.どんなことをするの?

入所時に課題となっていた日常生活動作を実際にご本人に動作していただきます。通常は主な生活動線での動きを確認します。その様子を訪問した全員で確認し、残された課題の有無と解決方法について調整を行います

Q.残された課題の解決方法は?

当初予想した以外の課題が見つかる場合があります。段差を乗り越えるための手すり設置や福祉用具の提案を行うこともありますし、退所までにリハビリプログラムを修正して、動作練習を追加することもあります。足元照明や寝室変更など、一緒に生活する家族の想いを伺いながら、最善な方法を検討提案します

作業療法士実習生の感想です!

Q.10週間の実習を振りかえっての感想はいかがでしたか?

 知識と技術不足を痛感しました。もう少し勉強していたらよかったと思います。一方利用者様との関わりは予想以上にとれたと感じます。「あんたがいるから頑張れた」と言ってもらえて本当に良かったです。

 

Q.利用者様との関わり面で工夫したことはありますか?

 人生の先輩としての言葉えらびには気を配りました。また、その方の暮らした時代にそった話題選びをしました。利用者様が話しやすい話題だと、反応が違ってくることを実感しました。話がしやすくなると、リハビリの受け入れがスムーズになると思います。

 

Q.後輩たちに実習のアドバイスをするとしたら?

 やはり、解剖と生理学をもう一度学び直すことですね。疾患や症状とつながる知識が臨床では必要だと実感しています。技術面では実施する意味目的を明確にすることが大事だと思います。

 関わりについては、同年代だけでなく、他世代との関わる機会を意図的につくってはどうでしょうか?たとえば地域のボランティアにでるなど。

 

Q.今後の抱負をどうぞ

 作業療法は生活を豊かにするものだと今は思っています。身体面にも心理面にもアプローチできる療法士になりたいと思います。

 

 

長期間の実習お疲れ様でした!

来月からまた10週間の実習が始まるようです。

素敵な作業療法士になってください!

在宅強化型老健とは?

厚生労働省は平成24年度より、在宅復帰支援機能を強化する視点から、在宅強化型施設を創設しました。

 

強化型施設と認められるためにはいくつかの基準があります。

 

①在宅復帰率が50%を超えていること

ベッドの回転率が10%以上であること

③要介護度4または要介護5の利用者が35%以上であること

 

これらの基準をフェアウインドきのはクリアし、平成29年8月から強化型老健として地域支援活動をおこなっています。

 

※平成30年4月の制度改定により、基準が変更となりました。

詳細はこちらの記事「在宅支援機能に合わせて5つの区分へ」を参照ください。

在宅強化型老健へ

平成29年8月度より、フェアウインドきのは在宅強化型老健施設へ移行します。

 

リハビリテーション科のみならず、介護、看護、地域連携室との協力のもと、「地域で元気に、いつまでも」をモットーとして、御利用者の地域生活支援を行ってきました。

在宅生活をいつまでも継続するためには、ご本人、ご家族の理解と協力があり、適切な社会資源を活用することが重要となります。

とりまく関係者での共同作業により、これから益々地域に役立てるリハビリテーションチームとして邁進していきます!

 

 

療養部リハビリテーション科 

係長 小松 顕

入浴機器の見学

当施設は建築されてから15年以上経過しています。

そろそろ浴室機器の入れ替えを考えており、機材の視察に行ってきました。

さまざまな入浴機器を見学し、最適なものを検討していく予定です。

仲間の旅立ちです

昨年4月より訪問リハビリテーション部門で勤務していた折戸理学療法士が今月退職となりました。

来月からシンガポールの大学病院へ勤務します。日本の高齢者リハビリテーションを海外で活かしていだだきたいと思います!

 

 

リハビリ部門管理者研修

稲門会介護老人保健施設のリハビリテーション管理者研修が開催されました。

講師は他病院での管理運営経験の長い朴顧問が実施しました。

朴顧問が勤務している病院からも5名が参加し、総勢23名での勉強会となりました。

 

これから超高齢社会となり、リハビリ需要は高まります。その一方で養成校が激増し、リハビリ職員も増加の一途をたどっており、あと数年で過剰共有時代となります。また、高齢者関連施設は増加し、小規模事業所の倒産も相ついでニュースとなっています。

 

私たち稲門会のリハビリ部門がいかに地域から求められるチームとなるかが課題です!

リスクマネジメント勉強会

今月の施設勉強会はあいおいニッセイ同和損保様より「高齢者施設のリスクマネジメント」をテーマに講習を開いていただきました。

転倒を防ぐだけでなく、本質的な事故予防対策や、事故発生からの円滑な伝達・連携のあり方などを詳しく学ぶことができました。

このような方に介護老人保健施設のご利用をオススメします!

介護老人保健施設(老健)は住み慣れたご自宅や地域で末永く暮らせるよう支援する施設です。リハビリが必要な方、生活リズムを取り戻したい方へ、本当に困る前にご利用ください。

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認知症予防のリハビリテーション

フェアウインドきのでは、認知症予防のリハビリテーションを実施しています。

 

「認知症短期集中リハビリテーション」です!

 

この認知症短期集中リハビリテーションの効果については、全国介護老人保健施設協会より、その効果について報告がなされています。

 

このリハビリテーションの実施には一定の基準があり、HDSR、MMSE(認知症の簡易スクリーニングテスト)で5~25点であり、在宅復帰予定のもの、もしくは医師から改善の効果が認められると判断されたものとなっています。

 

つい先日、京都老健協会のリハビリ部会で意見交換会があり、この認知症短期集中リハビリの話になりましたが、やはりリハビリスタッフは実施の効果を感じています。

 

テストの結果が高得点であっても、別に前頭葉検査を実施すると問題がでてくることがあり、在宅生活の課題を掘り下げるきっかけにもなります。また、低い得点の場合も、適切な脳への刺激や環境設定を行うことで、表情の変化や意志疎通が上手くできるようになるケースなどが報告されました。

 

認知症進行の予防は、早目の対策が有効です!!

ぜひ介護老人保健施設のリハビリテーションをオススメします。

生活行為向上リハビリテーション研修を修了

通所リハビリテーション担当の本田理学療法士が「生活行為向上リハビリテーション研修」を修了しました。

 

私どもの施設では、ご利用者の目標達成へむけたリハビリテーションプロセスを重視し、最適なプログラム提案を行っていきます!

リハビリテーションマネジメントⅡのとりくみ

フェアウインドきの通所リハビリテーションでは、「居宅課題解決」としてリハビリマネジメントに取り組んできます。

 

現在20名程度が対象者となっています。

 

ご自宅の動作で難しくなってきたことや、達成したい目標が明確な方にお勧めしているとりくみです。

 

毎月担当ケアマネジャーや関連している介護事業所とご自宅に訪問して、現在の回復状況や動作の確認などを実施し、目標達成に向けて一歩ずつ取り組んでいきます。

  • 最近トイレまで歩くのが大変になった
  • 近所を1人で歩きたい
  • また洗濯物を干せるようになりたい
  • 買物に行きたい
  • お茶碗を洗うぐらいはやっていたい
  • 家族の役に立ちたい
  • 孫の世話をしたい

このような願いを持っている利用者様と一緒にとりくんでいきます。

 

リハアシスタントのひとつの役割

リハビリテーション科アシスタントの今井さんがデイケア利用者と一緒に折り紙をしています。なかなか凝った作品を丁寧に作っています。

デイケアルームでは同じ時間、レクリエーションが行われていますが、集中して作業活動をしたい利用者がリハビリ室に残っているわけです。

作業だけではなく、アシスタントとの日常会話を楽しみにしている利用者が多いんです。

お話の中にはリハビリテーション支援のヒントが見え隠れしています。

 

私たちがとりくむ在宅支援の一つです!

介護給付費分科会資料(3月13日)~老健に求められている役割を考える

平成29年3月の介護給付費分科会資料です。

次年度改定へむけて、老健が求められている役割について考察しています。

 

http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12601000-Seisakutoukatsukan-Sanjikanshitsu_Shakaihoshoutantou/0000154607.pdf

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訪問リハビリで花見

今年岩倉の桜は、例年以上に遅い開花となりました。

訪問リハビリで関わらせていただいている利用者様と先日花見をしてきました!

昨年ご入院されて、歩行能力が低下していましたが、桜の時期に間に合いました!!

今回ケアマネジャーと協力して外出できたことに感動です。

 

「休憩せずに歩けたなぁ」

「これやったらバスも乗れそうやな」と失いかけていた自信を取り戻していらっしゃるようでした!

 

日々の努力はわずかなものですが、月日と回数を重ねることで、少しずつ変化があらわれてきます。”塵もつもれば~”ですね。

 

新しい課題をみつけて、さらなるチャレンジをしていきます!!

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同時改定へ向けた勉強会

同法人しずはうすのリハビリスタッフと合同の勉強会を実施しました。

先月介護給付費分科会で報告された資料を読み込んでいきました。

平成30年度は医療と介護制度の同時改定です。今回平成28年度の老人保健施設や通所リハビリの現状を把握し、いま私たち老健のリハビリは何をしていく必要があるのかを話しあいました。

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施設内勉強会~症例発表

年度末恒例の施設内症例発表会!

今年も各部門から様々なケースへの取り組みが紹介されました。

写真はデイケアチーム。

きのアスレッチックと題して、運動面、認知機能面、閉じこもり予防などに取り組む小集団活動の報告がなされました!

リハビリ部門からは、施設内で低床型ベッドのデモを行い、家族が安心して在宅復帰できたケースを報告。

どの部署も一生懸命な取り組みを報告してくれました!!

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医療介護制度の改定セミナーへ

3月12日神戸メリケンパークオリエンタルホテルで医療介護の同時セミナーが開催され、私(小松)と宇都宮事務長とで参加してきました。

2018年は医療保険、介護保険が同時に改定されるとともに、第7時医療計画、第7期介護保険事業計画も同時に見直される、非常に重要な年になります。

私たち介護保険事業従事者にとって、社会保険の流れを理解し、当施設に何が求められているのかを把握する必要があります。

 

今回の学びを次年度の運営計画へ落とし込んでいきます。

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訪問リハビリからの卒業!

転倒による骨折後、自宅療養をしていたKさん。半年が経過したころから徐々に膝の痛みが強くなり、立ち上がることも難しくなったため、訪問リハビリがスタートしました。

 元々頑張り屋さんだったKさんへ自主練習をアドバイスし、個別リハビリで膝の関節練習や筋力練習といった機能練習と、立ち上がりや屋内歩行練習などの動作練習を繰り返しました。

 

ご本人も自主練習を頑張って2ヶ月で痛みが軽減し、ご家族とのお買い物やご友人との外食ができるようになり、訪問リハビリ卒業となりました!

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社会参加支援加算(訪問リハビリ)

社会参加を維持できるサービス等へ移行する体制の評価

訪問リハビリテーションの利用者によりADL・IADLが向上し、社会参加を維持できる他のサービス等に移行できるなど、質の高い訪問リハビリテーションを提供する事業所の体制を評価する。

 

当訪問リハビリテーションでは、2018年4月より社会参加支援加算を算定させていただきます。今後ますます、ご利用者の自立支援を行なっていきます!!

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リハビリ室にアロマ!!

リハビリ室に導入しているアロマディフーザー。

香りは、ラベンダー、オレンジ、レモン、ローズマリーの4種から選んでいます。

香りは、筋出力のパフォーマンスを変えることがあります。また癒しの効果もありますよ!

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月刊デイ3月号~特集デイケアの効果的・効率的運営に記事掲載

通所系サービスの専門誌『月刊デイ』の3月号の特集へ記事掲載していただきました!!

今回の特集はデイケアの効果的・効率的運営がテーマ。私太はリハビリ会議の工夫について当施設の取り組み

を紹介させていただきました!!

 

私たちのとりくみとしては、

1)リハマネⅡファイルの紹介

2)関連各種へリハマネⅡの理解を求める

3)ケアマネジャーとの連携

を紹介し、利用者が希望を語り、目標の共有と実現へむけた過程の楽しさをお伝えいたしました。

 

これからもしっかりと実践していきます。

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新年のレクリエーション

新年のスタートは福笑いのレクリエーションです。

手さぐりで目、鼻、口を置いていきます。

 

立った姿勢ですると、立位バランスの機能練習になりますね!

 

楽しいお顔に仕上がって、楽しい時間でした!!

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