京都府介護老人保健施設大会へ!

12月14日 京都テルサで第25回京都府老人保健施設大会が開催されました。

 

今回午前の部では小松が座長を務めさせていただきました。

 

平成30年度の報酬改定をうけて、各施設とも自立支援や排泄支援、看取り支援に力をいれていることが分かりました。

また、今年は災害の当たり年。水害や台風被害の中において、地域の支えとなった老健の取り組みが紹介されていました。

私たちもリスク管理が重要です!

 

午後からはRX組青山氏より「生きる力を活かすケア」というテーマで、介護の面白さや価値観についてわかりやすく説明いただきました!

入所フロアで「脳トレ」

入所フロアには「脳トレ」プリントを設置しています。

これが利用者様に大人気!!

毎週土曜日に更新しているのですが、すぐになくってしまうほど・・・。

計算問題、間違い探し、クロスワードパズルなどなど工夫しています。

 

認知症予防は大切ですね!!

文化祭へ向けて

文化の秋。

17日~23日は文化祭です。

利用者様が作成した作品を1階フロアに展示します。

リハビリでは手先の練習として、作業活動を実施しています。

フェルトを使った作品を制作中です!!

カルテ電子化へ向けて

これまでカルテは紙ベースでしたが、電子化へ向けて動き始めています。

本日は導入予定のブルーオーシャンシステムについての管理者研修でした。

様々な設定が必要となり、頭を抱える役職者たちですが、今後必要な技術となります。

一歩づつ進んでいきます!!

畳コーナーで運動!

今年から新設されたタタミコーナー。

日本家屋に必須の和室。京都は和室で暮らしている方が大半です。

畳では、床からの立ち上がり練習のみならず、身体づくりの体操も行なっています!

 

家でも練習ができるように、手順書をお渡しして、体操の方法をアドバイスしています。

感染予防の勉強会

今月の施設勉強会は感染予防。

久保田看護主任より、疥癬の予防と対策について説明していただきました。

 

基本となる研修は何度も何度も身体と頭にしみこませる必要があります。

 

これからの感染症シーズンに備えます!

実習生の感想

佛教大学作業療法学科より地域実習として3週間の勉強に来られていました。

実習期間中には、デイケアでの経験、レクリエーションリーダーの経験など、盛りだくさん頑張っていただきました!

 

学生さんの感想です。

 

  • これまで学校でたくさんのことを学んできましたが、いざ自分がリハビリを実施するとなると、技術と知識がうまく発揮できませんでした。
  • 以前までの実習では事前準備の時間をしっかりとっていましたが、臨床場面では次々と利用者様に対応しなければならない難しさを実感しました。
  • レクリエーションでのリーダー経験はとても新鮮でした。ケアスタッフさんの協力もたくさんいただきました。これまでの実習で、たくさんのスタッフから支えられていたことを実感できました。
  • けやき祭の経験は感動ばかりでした。地域のボランティアさんのとつながりを感じるとともに、保育園からの訪問など、このつながりを力に変えている利用者様の姿がとても印象的でした。
  • 一緒にリハビリをさせていただき、利用者様とのコミュニケーションと笑顔が、なによりの楽しみでした。

高齢者施設の醍醐味をたくさん感じていただきました!

福祉用具研修へ

私たち在宅復帰を支援するリハビリ職員にとって、福祉用具の活用は切っても切れない重要なものです。

今回新人研修の一環として、日ごろより力を貸していただいている福祉用具業者の「スマイルケア」研修展示場をお借りして学ぶ機会を作りました。

 

展示場には数々のベッドや段差昇降機、リフト、車椅子、歩行器などなどの福祉用具が展示されています。一つひとつの特徴と使用方法について、解説をうけて体験してきました。

 

ご協力いただいたスマイルケアの稲垣様ありがとうございました!

浴室の工事中

現在入所者用浴室の全面改修工事中で、利用者様には大変ご迷惑をおかけしております。工事期間中はデイケア終了後、デイケア浴室を使っています。

 

天井、床、壁面、介助用リフトなどの全面改修となるため、工期は9月15日までとなっております。

 

改装後は気持ちよく入浴できますよ!

人権・身体拘束に関する勉強会

今回の施設勉強会は「人権・身体拘束について」小山療養部長が講師となりました。

 

精神科病院の歴史を通して、時代とともに医療介護の中で考え方が変わってきたことをお話いただきました。

 

現在介護保険では身体拘束は禁止されています。やむを得ない場合でも3原則に基づき慎重に検討されたうえで実施することとされています。

   

「身体拘束の3原則」
  • 切迫性 利用者等の生命又は身体が危険にさらされる可能性が著しく高い。
  • 非代替性 他に代替する介護方法がない。
  • 一時性 行動制限が一時的なものである。

 

 

洗濯リハビリ

全国同様、京都も猛暑が続いています。

デイケア利用者様で実施している洗濯リハビリも、さすがに室内で実施です。

リハビリ室で干す作業をしてくれました!!

 


実習生の感想より

橘大学理学療法学科の学生さんが6週間の実習を終えました。

実習の感想をいただきました。

 

Q.当施設での実習はいかがでしたか?

 

A.あっという間に終わった感じです。たくさんの利用者様と関わる機会が持て、苦手だったコミュニケーションにも自信が持てるようになりました。

 

Q.コミュニケーションは上手にとれていたように思えましたが?

 

A.実は問診が苦手だったんです。前回の実習では聞き出したいことがうまく聞けずに困っていました。何から話していいのかわからなかったんです。でも、こちらでたくさんの利用者様とお話する機会があり、いきなり核心の質問をするよりも、関係性を築けるような話をした方が、本当に必要な話が引き出せるように思えたんです。

 

Q.具体的にはどんな内容を話したのでしょうか?

 

A.生活を支援するという視点を先生方から教えていただきました。特に生活面での話から話題を膨らませて展開していくと、どんどん生活像が見えてきて、本当に困っていることが理解できるようになったと思います。

 

Q.老健のイメージはいかがですか?

 

A.施設の良さはたくさんお話ができることだと思います。単なる集団体操や短時間のリハビリというイメージがあったのですが、しっかり個別リハビリをしていますし、その中で利用者様個人の生活課題についても考察されたうえで、プログラム提供していると思いました。

 

Q.これから老健実習をする後輩へ一言お願いします。

 

A.お話できる機会がたくさんあるので、失敗を恐れずに話してみてはいかがでしょうか?うまくいかないこともありましたが、チャレンジすることで気づくことがあります。生活面のお話を特におすすめします。

 

6週間の実習お疲れ様でした。

新人インタビュー~荒砂さん

新人研修プログラム~ケース発表

新人教育プログラムのラストにケース発表を行います。荒砂OTが4月から担当してきた利用者様とのとりくみ結果について報告を受けました。

全スタッフが参加して1時間の検討。様々な専門的視点から議論され、スキルアップを図りました!

本当によく頑張りましたよ!!

そして指導担当の小川OTもお疲れ様でした!!

高齢者の排尿の特徴

  • 高齢者の排尿の特徴

高齢になると排尿機能の低下による尿失禁が発生しやすくなります。

主な症状は、

  1. 尿量が減る
  2. 尿の回数が増える
  3. 残尿感が強くなる
  4. 夜間たびたびおしっこにいく

などです。

 

 腎臓へめぐる血流量が低下している場合には、尿量が減ることがあります。

膀胱に尿がたまりますが、その弾力性が低下したり、膀胱そのものが小さくなってしまうと、わずかな尿でおしっこに行きたくなったしします。

また、膀胱の収縮力が低下すると、おしっこの勢いが弱くなり、特に男性の場合は残尿が起こりやすくもなります。

夜間の頻尿が起こりやすいのは、横になって休んでいると、腎臓への血流量が増加し、おしっこがたくさん作られることで発生しています。

 

 排尿機能の低下の原因を理解することで、適切な支援を考えることができます。

排泄支援の研修会

本日は外部講師を招き、排泄の自立支援をテーマとした施設研修を実施しました。

排泄の機能と解剖についてなど、基本的知識と、グループワークを通して排泄支援の着眼点について学ぶことができました。

自立支援に向けて、チームで協力していきたいと思います!

リハビリの様子

平成30年度より、長期療養の利用者様へのリハビリを3回提供しています。身体機能に合わせて、プログラム提供させていただいています。

身体を動かすことが一番重要です!

特に足腰の筋力維持体操を実施しています!

お店まで買い物へ~訪問リハビリ

手術をした後には、どうしても活動範囲が狭くなります。百貨店に買い物に行けた人が近所のスーパーにしか出れなくなったり、近所を歩けていた人であれば外に出れなくなったりします。

支援させていただいている方は、屋外に出かけることに不安をもっておられましたが、現在歩行器を使って屋外歩行の練習をするようになりました。目標は近所のお店までお買い物に行くことです。今日は行き帰りで合計40分間をしっかり歩いてきました!!一歩ずつ前に進んでいきます!!

見学に来ていただきました

有馬温泉病院の皆さんが見学に来ていただきました。今年度の改定により強化型老健の運営に機能特化~特に在宅復帰とリハビリが求められているとお伝えしました。

私たちなりの工夫と悩みをお伝えしつつ、意見交換させていただきました!

リハ部門勉強会~初期評価

今回朴顧問より、「リハビリテーションにおける初期評価の手順」と題し勉強会を実施しました。有馬温泉病院の1~2年目のスタッフさんも当施設見学の後、合同で学びました!

 

フェアウインドきのにも実習生が学びにきます。指導者はとても一生懸命に教えていますが、どうしても自分が受けてきた実習スタイルに引っ張られてしまいます。施設としての指導方針を明確にできるよう、老健モデルを作り上げていきたいと思います。

エビデンス(科学的根拠)も把握理解したうえで、利用者様の個性と生活環境に応じたプログラム実施ができるようなセラピスト養成をしていきます!

在宅支援機能にあわせて5つの区分評価へ

改正介護保険法で「要介護者の在宅復帰を目指す」ことが老健施設の役割として明確化されました。これまで在宅復帰率に従った区分がされていましたが、2018年度からは施設機能の指標・点数化によって5つの区分に分類されることになりました。

指標には①在宅復帰率、②ベッド回転率、③入所前後訪問指導割合、④退所前後訪問指導割合、⑤居宅サービスの実施数、⑥リハ職の配置割合、⑦支援相談員の配置割合、⑧要介護4と5の割合、⑨喀痰吸引の割合、⑩経管栄養の割合を点数化し、Ⅰ超強化型、Ⅱ在宅強化型、Ⅲ加算型、Ⅳ基本型、Ⅴその他型に分類されることになりました。

 

特に強化型老健は、充実したリハビリが必須要件となり、週3回程度以上のリハビリ実施を実施することになりました。

 

平成30年4月現在、フェアウインドきのは在宅強化型として機能し、全ての利用者様の課題に応じて、週3回以上のリハビリを実施しています!

 

新人職員を紹介します!

この4月より新人作業療法士の荒砂が入職しました!過去にデイケアでの介護経験があります。

これからもよろしくお願いいたします!

中庭で体操!

もうすぐ春です!

3月13日はポカポカ陽気でした!!

中庭でほのぼのとリハビリ体操をしています。

 

あったかくなってきたら、どんどん外へ出たいですね。

リハビリ研修会へ参加

老健協会主催のリハビリテーション研修に、青木副主任が参加してきました。次年度の介護保険改定に向けて、私たちリハビリテーション職種が準備すべき課題について学んできました。

今回の研修では、参加施設とのグループディスカッションもあり、現状と課題について、具体的な討論がなされました。

当施設としては、地域リハビリ施設として、在宅支援に係るサービスをしっかりと行っていこうと思います!

地域包括ケアシステムの推進

「あなたのところ(施設)には、つながりを感じるのよ」

 

訪問リハビリ中に、語られた一言です。

意味を伺うと、ショートステイ利用中に、見覚えのあるリハビリスタッフが挨拶をしてくれたことに感動したようです。

お泊りへの不安があったようですが、知っている顔が表れることへの安心感が「つながり」として表現されていました。

 

フェアウインドきのには、入所、短期入所(短いお泊り)、通所(通い)、訪問リハビリサービスがあり、垣根のない連携を心掛けています。

 

京都洛北地区も全国同様、高齢化が加速していきます。地域でのつながりがとても重要になるため、医療と介護、地域の方々との協力体制づくりに力をいれていかなければなりません。それが「地域包括ケアシステムの推進」です。

 

今年4月の介護保険改定では、病院と地域事業所とご家族との繋がりが一層推進されます。

私たちも介護老人保健施設として、リハビリテーション機能をしっかりと果たしていきます!

作業療法士:小松顕

通所リハビリの身体機能改善率

当施設のデイケア(通所リハビリテーション)では、日常生活の動作場面で生じる問題課題の解決へ向けて、リハビリ職員が機能練習を実施しています。

リハビリマネジメントⅡでは、担当ケアマネジャーや居宅サービス事業者の皆様とともに、定期的な会議をもち、課題の到達程度を確認しています。

 

上のグラフはデイケアとデイサービス(通所介護)で、身体状況の改善程度についての比較です。(厚生労働省介護給付費分科会資料より)

通所リハビリの方が維持改善率が高く、特に介護度の高い方の改善率が高いことがよくわかります。

 

最近では、通所介護でもリハビリ特化型デイが地域で増えており、一概に比較はできませんが、これからは単なるお預かり施設よりも、特徴ある運営を行なう施設が選ばれる時代になっていきます。

 

フェアウインドきのでは、これまで以上に在宅生活支援を理念としたサービス提供に励んでいきます!

老健リハビリスタッフの全国平均は?

厚生労働省資料からです。

全国の介護老人保健施設に在籍するリハビリスタッフ数の統計です。

在宅復帰率50%を超える強化型老健には、平均6.1人のリハビリ職員が配置されています。リハビリスタッフが多い施設ほど、在宅支援機能が高いというデータとして示されました。

 

私たちフェアウインドきのでは、9名のリハビリスタッフを配置し、日々在宅生活を送れるようなリハビリテーション支援に力をいれています。

個別リハビリだけではなく、生活の中で力が発揮されるよう、リハビリプログラムにもに工夫を凝らし、自立支援に努めています!!

口腔ケアは肺炎の予防につながります!

口腔ケアは冬場に多い肺炎予防に効果的です。

 

厚生労働省の資料によりますと、

「介護保険施設入所者に対し、介護者による毎食後の口腔清掃+週に1~2回歯科医師もしくは歯科衛生士による口腔衛生管理を実施したところ、対照群に比べて、口腔ケア群では期間中の発熱発生率が低く、2年間の肺炎発症率が低かった」とされています。

当施設では訪問歯科による指導を受ける口腔衛生管理チームを作っています。

入所者全員にパーフェクトとはいきませんが、リスクの高い方への口腔ケアについてチームで取り組んでいます。

日々ケアにあたる介護職が、歯科医師・歯科衛生士から指導助言を受けることで、意識面や技術の向上になるという全国データが示されています。

フェアウインドきのでも冬場に多い誤嚥性肺炎予防へむけた取り組みを行っています。

 

特にリハビリ科では、言語聴覚士がリスクの高い方への口腔機能練習、嚥下機能評価などを積極的に実施しています。

平成30年 あけましておめでとうございます!

あけましておめでとうございます!

平成30年がスタートしました!

私たちリハビリテーション科も益々がんばっていきます!!

本日1月4日より通常業務となります。

今年一年もよろしくお願いいたします!!